傾斜配点
けいしゃはいてん
傾斜配点とは、合否判定に使う得点で、教科などによって重みを変える配点の仕組みです。教科別の満点に差を設けたり、得点を一定の倍率で換算したりする方法があります。
傾斜配点とは
傾斜配点とは、合否判定に使う得点について、教科などによって重みを変える仕組みです。すべての教科を同じ満点で扱うのではなく、教科別の満点に差を設けたり、得点に一定の倍率を掛けたりして、総合点に占める割合を変えます。
具体例:同じ得点率でも総合点への影響が違う
仮に、国語・算数が各100点満点、理科・社会が各50点満点の試験を考えます。各教科で満点の半分を取った場合、国語・算数はそれぞれ50点、理科・社会はそれぞれ25点になります。
この例では、同じ得点率でも国語・算数のほうが総合点に占める割合が大きくなります。これは仕組みを説明するための仮定であり、特定の学校の配点ではありません。
配点・換算点との違い
「配点」は、問題や教科に何点を割り当てるかを指す広い言葉です。「傾斜配点」は、その中でも教科などの重みに差をつける仕組みに着目した言葉です。
「換算点」は、決められた計算方法で元の得点を換算した後の点数です。傾斜配点は重み付けの仕組み、換算点は計算後の点数という違いがあります。なお、点数の尺度をそろえるための換算もあるため、換算があれば必ず傾斜配点になるわけではありません。
保護者が確認するときのヒント
募集要項などで、教科別の満点、得点の換算方法、合否判定に使う総合点を分けて確認しましょう。試験で取った点数をそのまま合計するのか、計算し直してから合計するのかを整理すると、得点の扱いを理解しやすくなります。
また、配点の重い教科だけに学習を偏らせるのではなく、子どもの理解度や他教科の状況も合わせて学習計画を考えましょう。