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中学受験の過去問は何年分解く?志望校別の優先順位
過去問を何年分解くかは、志望順位・出題形式・残り時間から考えます。第一志望と併願校の配分、復習時間、初見用に残す年度を決める方法を解説します。

「第一志望は何年分、併願校は何年分」と一律の数字を決めたくなりますが、必要な演習量は学校や子どもによって違います。過去問は取り組んだ年数を競うものではありません。残り時間の中で、出題の特徴をつかみ、復習まで進められる量を選びましょう。
まず、使える時間を演習枠に直す
入試までの週数を数え、模試、学校行事、通常の復習を除いて、過去問に使える時間を出します。ここでいう1枠には、解く時間だけでなく採点・分析・解き直しを含めます。
たとえば、復習まで含めた枠を週2つ、6週間確保できるなら12枠です。これは説明のための例で、推奨量ではありません。4科目を一式で解く場合と1科目ずつ進める場合では必要な時間が違うため、家庭の枠の単位をそろえてください。
学校ごとの優先順位を決める
| 確認する点 | 配分を考える視点 |
|---|---|
| 進学希望 | 本人が特に通いたい学校の対策を確保する |
| 出題の特徴 | 独特の記述・科目構成に慣れる必要があるか |
| 今の課題 | 過去問追加より基礎の補強が必要ではないか |
| 実際の受験可能性 | 日程や分岐によって受ける可能性がどの程度あるか |
併願校だから一度も見なくてよいとは限りません。形式や時間の使い方を知らないまま当日を迎えないように、まず出題内容を確認する機会を設けます。
年度を選ぶときは、形式変更に注意する
科目、試験時間、配点、出題形式が変わった場合、古い年度だけでは今の入試に対応しないことがあります。最新の募集要項や学校の入試案内を確認し、どの年度が参考になるかを指導者と相談しましょう。
塾で使う予定の年度と、家庭で取り組む年度を先に分けます。直前に初見で確認したい問題も、家庭だけで決めず相談して残すと重複を防げます。
年数を増やす前に、復習待ちを減らす
5年分解いても、毎回同じ単元で止まるなら、その単元を教材で学び直す時間が必要です。逆に、同じ年度を繰り返して満点近くになっても、初見の実力が同じように上がったとは限りません。年数と理解度は別々に記録します。
- 初回は時間を守って解けたか。
- 失点した理由を説明できるか。
- 類題でも手順を使えるか。
- 次の年度で試す改善点が決まっているか。
不足が見えたら、目標年数ではなく配分を直す
予定どおり進まないときは、残りの学校・年度を優先順に並べ直します。やらない年度を決めることも計画です。ジュケスケで実施済みと未実施を見ながら、次の1週間に入れる分を選びましょう。予定表の空欄を埋めるより、1回の演習から何を持ち帰るかを大切にしてください。
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