途中式
とちゅうしき
途中式とは、答えを求めるまでの計算の過程を表した式です。どの計算をどの順序で行ったかを示し、答えに至る道筋を読み取れるようにします。
途中式とは
途中式とは、答えを求めるまでの計算の過程を表した式です。最初の式と最終的な答えの間に、計算を進めた段階を残します。答えだけでは見えない、計算の順序や数の扱い方を表す役割があります。
すべての暗算を細かく書くという意味ではありません。どこまで書くかは問題や学習段階によりますが、後から見て計算のつながりを説明できることが目安です。
具体例:計算の順序を式に残す
「18+6×4」を計算する場合、掛け算を先に行います。
18+6×4 =18+24 =42
このうち「18+24」が、計算の途中の段階を示しています。途中式には、先に計算した部分だけでなく、まだ計算していない部分も残します。
「18+6×4=24=42」と書くと、値の等しくないものを等号で結ぶことになります。等号は「次に計算する」という合図ではなく、左右の値が等しいことを表す記号です。
立式・筆算・答えとの違い
立式は、文章や条件を読み取り、求めたいものを計算できる式に表すことです。途中式は、その式から答えに至る計算の段階を示します。
筆算は、位をそろえるなどして計算するための書き方です。途中の計算に使えますが、筆算だけでは元の式のどの部分を計算したかが伝わらないこともあります。
答えは、問題で求められた最終的な結果です。途中式はその結果までの道筋であり、答えそのものとは役割が異なります。
保護者が知っておきたい関わり方
まずは子どもの式を見て、「この行では何を計算したの?」と説明を聞いてみましょう。大人の書き方にそろえるより、本人が計算のつながりを説明できるかを確かめることが大切です。
練習では、計算の順序が変わるところや、数をまとめたところを一行残すことから始められます。答案に式や考え方を書くよう指定されている場合は、その指示に従います。途中式を書けば必ず得点になるという意味ではなく、まずは考えた過程を表すものとして捉えましょう。