適正校
てきせいこう
現在の学力と入試の難しさが、おおむね釣り合うと考える学校です。
適正校は、現在の学力に照らして相応と考える学校
中学受験では、成績や試験への対応から、現在の学力に相応と考える学校を適正校と呼びます。「実力相応校」などの表現もありますが、全国共通の判定基準があるわけではありません。合格しやすさと、本人に合う教育環境の両方を同じ言葉で決め付けないようにします。
挑戦校・安全校との区分は、受験生や受ける試験回によって変わります。適正校だから対策が不要、必ず合格するという意味ではありません。
偏差値が近いだけで決めない
比較には、本人が受けた模試に対応する学校の資料を使います。別の塾の数値を混ぜたり、異なる年度・試験回の値を同じ条件として扱ったりしないでください。
確認する材料は次のように分けられます。
- 同じ種類の模試での成績の推移と科目別の偏り
- 過去問を初見・制限時間内で解いたときの課題
- 学校の配点や出題形式に対応できているか
- 合格したときに本人が通いたいと思えるか
二つの候補校を比べる架空例
架空例として、A校とB校が同じ模試の偏差値表で近い値だったとします。A校は長い記述で時間が足りず、B校は基本問題の読み違いで失点するなら、必要な対策は違います。表の数値が近いことだけで、同じ位置付けにする必要はありません。
どこを改善すれば得点につながるかを先生と相談し、対策に使う時間と日程を合わせて考えます。併願校の組み合わせを整理するときも、区分を埋めるためだけに学校を選ばず、それぞれの学校へ進む意思を確かめます。
よくある質問
適正校なら合格可能性は何%?
一律の数字はありません。相談相手や塾がどの基準で呼んでいるかを確認してください。模試の判定を使う場合も、その主催者の説明を読み、合格保証と受け取らないようにします。
成績が上がったら安全校に変わる?
一回の好成績だけで区分を変えず、成績の安定性や過去問の課題も確認します。持ち偏差値として何回分を見ているかなど、判断の前提を家族や先生と揃えましょう。