親子の受験に、ひとつずつ安心を。
過去問の点数が伸びないときの対処法|中学受験の復習と分析
過去問の点数が伸びない原因を、知識・解法・読み取り・時間配分に分けて考えます。失点の記録から1週間の復習計画へ落とし込み、変化を確かめる手順を紹介します。

過去問を続けているのに点数が上がらないと、量を増やしたくなるものです。しかし、同じ種類の失点が続いているなら、演習の追加より復習の方法を変える必要があるかもしれません。直近の数回を並べ、「何点だったか」から「どこで止まったか」へ目を移しましょう。
まず比べてよい記録か確認する
年度が違えば問題の難しさも変わります。試験時間を延ばした回、既に見た問題がある回、自己採点の基準が違う回を、同じ条件の成績として比較しないでください。初回の記録を中心に、科目ごとの失点理由を見ます。
合格最低点が公表されている場合も、同じ年度・入試回・科目構成か確かめます。点差が変わらなくても、以前できなかった基礎問題を取れていれば、その改善は別に評価できます。
失点を4つの原因に分ける
| 原因 | 見つける質問 | 次の取り組み |
|---|---|---|
| 知識 | 必要な用語や公式を思い出せたか | 基本教材で確認し、短い問題で再確認 |
| 解法 | 知識はあっても手順が浮かばなかったか | 例題の手順を説明し、類題を解く |
| 読み取り | 条件・単位・設問の要求を落としたか | 根拠や条件に印を付ける練習 |
| 時間配分 | 解ける問題に着手できたか | 問題を見渡し、後回しの判断を練習 |
科目に合わせて、復習の形を変える
算数は答えを写すだけでなく、図や式を選ぶ理由を説明します。国語は本文の根拠と設問の条件を対応させ、記述の採点が難しいところを指導者へ相談します。理科・社会は暗記不足と、資料・グラフの読み取り不足を分けると、戻る教材を選びやすくなります。
「ケアレスミス」でまとめないことも大切です。転記、単位、計算、選択肢の取り違えなど、起きた動作まで書くと対策が具体的になります。
次の1週間は、課題を1つか2つに絞る
たとえば算数で、条件の読み落としと時間切れが続いているとします。今週は問題文の条件を図へ移す練習を行い、次の演習では途中で時計を見る位置を決める。このように、何を変えるかを先に決めます。
解説を読んですぐの再演習だけでは、覚えているために解けた可能性があります。少し時間を置く、類題を使う、説明を聞くなど、理解を確かめる方法も組み合わせてください。
相談するときは答案と取り組み方を持っていく
点数だけで相談するより、答案、時間の使い方、復習した内容があるほうが助言を受けやすくなります。優先順位が決まらない、記述の採点が分からない、同じ原因が続くときは指導者と調整しましょう。
親の声かけも「また下がった」より「前回と違ったところはある?」から始めてみてください。点数をすぐ上げる約束はできなくても、次に試すことを明確にすれば、演習を改善の材料にできます。
あわせて読みたい
中学受験の予定をまとめる「ジュケスケ」
読んだヒントを、
わが家の受験準備に。
取り組んだ過去問と得点を記録して、次の学習のヒントに。ジュケスケで、日々の積み重ねを見える形にしてみませんか。
- 志望校を登録気になる1校から
- 入試日程を入力分かる予定から少しずつ
- カレンダーで確認受験までの見通しに