蒸散
じょうさん
蒸散は、植物の体内の水が主に葉などから水蒸気として出ていくことです。葉の気孔が関わり、根から吸い上げた水の移動ともつながります。中学受験では、葉の表裏や葉の枚数、周囲の条件を変えた実験を比較します。容器の水面からの蒸発と区別して考えることが大切です。
蒸散の意味
蒸散は、植物の体内の水が主に葉などから水蒸気として出ていくことです。葉の気孔が関わり、根から吸い上げた水の移動ともつながります。中学受験では、葉の表裏や葉の枚数、周囲の条件を変えた実験を比較します。容器の水面からの蒸発と区別して考えることが大切です。
水の減少量を調べる
植物を入れた容器の水が減っても、すべてが植物の蒸散によるとは限りません。水面から直接蒸発する量を抑える処理などがある場合、その目的を確認します。実験装置の一つひとつが何を防ぎ、何を測るためにあるかを整理しましょう。
葉の表裏を比べる
葉の表や裏にワセリンを塗るなどして、水の減り方を比べる問題があります。塗った面からの蒸散を抑えたとき、どの実験と比較すれば表裏の違いを調べられるか考えます。植物の種類によって気孔の分布は異なるため、すべての葉で同じ結果と断定しないようにします。
条件をそろえる
葉の枚数や面積、植物の大きさ、実験時間、温度などが異なると、単純比較が難しくなります。調べたい条件以外がそろっている組を選びましょう。水が多く減ったことを、直ちに光合成が多かった証拠とするなど、別の働きへ結論を飛ばさないことも大切です。
学習の振り返り
実験ごとに処理した面と水の減少量を表にします。差が何を表すかを説明し、測定結果と理由を分けて記述します。過去問記録には気孔などの知識不足と比較条件の読み違いを残し、正解の実験の組を選ぶ理由まで言えるか確認しましょう。