最小公倍数
さいしょうこうばいすう
最小公倍数は、二つ以上の整数に共通する正の倍数のうち、最も小さい数です。異なる周期がそろう問題や、分数の通分などで使います。二つの数を掛けたものが共通の倍数になることはありますが、それが最小とは限らないため、共通する因数を確認します。
最小公倍数の意味
最小公倍数は、二つ以上の整数に共通する正の倍数のうち、最も小さい数です。異なる周期がそろう問題や、分数の通分などで使います。二つの数を掛けたものが共通の倍数になることはありますが、それが最小とは限らないため、共通する因数を確認します。
倍数を並べて考える
4の倍数は4、8、12、16、6の倍数は6、12、18と続くので、最初に共通する12が最小公倍数です。4×6=24も共通の倍数ですが、12より大きいため答えにはなりません。小さい数で列挙すると、最小という意味を確かめられます。
周期が重なる例
4分ごとと6分ごとに合図が鳴り、今同時に鳴ったとすると、次に同時に鳴るのは12分後です。ただし、一方が途中から始まるなど起点が違う場合は、最小公倍数だけで最初の一致時刻を求められるとは限りません。開始時刻を条件として確認します。
通分とのつながり
分母が4と6の分数を比べるとき、共通の分母として12を使えます。24でも通分はできますが、最小公倍数を使えば数字を小さく整理できます。通分では分母だけでなく分子も同じ倍率にする必要があり、分母をそろえる目的を忘れないことが大切です。
答えの見直し
求めた数が元の数すべてで割り切れるかを確認します。周期の問題なら、時刻と経過時間、最初の同時を回数に含めるかも点検します。学習記録には最小公倍数の計算と、文章の条件を読み取る段階を分けて残し、数直線で合図の位置を描く方法でも確かめましょう。