対比
たいひ
対比は、二つ以上の物事を比べ、違いをはっきりさせる表現や構成です。中学受験の国語では、昔と今、自分と他者、二つの考え方などを対比しながら、筆者の主張や人物の変化を示す文章が出ます。何と何を、どの観点で比べているかを整理することが重要です。
対比の意味
対比は、二つ以上の物事を比べ、違いをはっきりさせる表現や構成です。中学受験の国語では、昔と今、自分と他者、二つの考え方などを対比しながら、筆者の主張や人物の変化を示す文章が出ます。何と何を、どの観点で比べているかを整理することが重要です。
同じ観点で並べる
昔の連絡方法と今の連絡方法を比べるなら、速さ、相手との距離、伝わる内容など、比較の観点を分けます。片方の速さともう片方の便利さを無関係に並べると、違いが曖昧になります。表の左右に対象、上下に観点を置くと対応を見つけやすくなります。
良い悪いの二択にしない
対比されているからといって、筆者が一方を全面的に否定しているとは限りません。それぞれの長所を認めたり、場面によって使い分けを提案したりする場合もあります。「しかし」「一方」などの前後を読み、どの点で評価が違うかを確かめましょう。
物語の中の対比
同じ出来事への二人の反応や、出来事の前後で変わった主人公の行動も対比として読めます。行動の違いを挙げるだけでなく、その違いが人物の気持ちや関係をどう示しているかを考えます。本文にない性格を決めつけないよう、具体的な描写を根拠にします。
記述と復習
「Aはこうであるのに対し、Bはこうである」と両側を対応させると説明を整えやすくなります。片方だけで設問に答えたつもりになっていないか確認しましょう。学習記録には比較対象、観点、筆者の評価のどこで混乱したかを残し、表を使って読み直すと整理できます。