対照実験
たいしょうじっけん
対照実験は、調べたい条件の影響を確かめるため、比較できる条件をそろえて行う実験です。中学受験の理科では、変える条件とそろえる条件を区別する力が問われます。結果に違いが出ても、複数の条件を同時に変えていると、何が原因か判断しにくくなることに注意します。
対照実験の意味
対照実験は、調べたい条件の影響を確かめるため、比較できる条件をそろえて行う実験です。中学受験の理科では、変える条件とそろえる条件を区別する力が問われます。結果に違いが出ても、複数の条件を同時に変えていると、何が原因か判断しにくくなることに注意します。
植物の実験で考える
光が植物の成長に関係するか調べるなら、光の条件を変え、それ以外の植物の種類や大きさ、水の量などをできるだけそろえて比較します。片方だけ水も少ない設定では、成長差が光によるものか水によるものか分けられません。何を確かめたい実験かを先に確認します。
条件を表で整理する
実験AとBの条件を並べ、同じものと違うものを一つずつ確認します。選択肢から比較すべき二つを選ぶ問題では、調べる条件だけが異なる組を探します。実験装置の形が似ているからといって、必要な条件がすべてそろっているとは限りません。
結果から言える範囲
比較した実験で差が見られた場合でも、観察していない別の条件まで同じ結論を広げることはできません。実験の回数、測定のばらつき、条件の説明を確認し、設問が求める範囲で答えます。「必ず」「すべて」と断定する前に、その根拠があるか見直しましょう。
学習での使い方
問題を解いたら、調べたこと、変えた条件、そろえた条件、測った結果を四つに分けて書きます。過去問の記録には、知識の不足か比較する組の選び違いかを残しましょう。実験の目的を一文で言えるようにすると、似た装置でも問われる条件が違う問題に対応しやすくなります。