溶解度
ようかいど
溶解度は、ある温度で一定量の溶媒に溶ける物質の最大量を表す指標です。中学受験では、水100gに何g溶けるかという表やグラフがよく使われます。基準が水の量なのか水溶液全体なのかを確認し、温度による変化は物質ごとに異なることを押さえます。
溶解度の意味
溶解度は、ある温度で一定量の溶媒に溶ける物質の最大量を表す指標です。中学受験では、水100gに何g溶けるかという表やグラフがよく使われます。基準が水の量なのか水溶液全体なのかを確認し、温度による変化は物質ごとに異なることを押さえます。
表の値を比例で使う
ある温度で水100gに30gまで溶ける物質なら、水200gには同じ条件で60gまで溶けます。水50gなら15gです。この値は水の量を基準にしており、「水溶液100gに30g」と読み替えると答えが変わってしまいます。表の見出しと単位を必ず確認します。
冷やしたときの結晶
高温で溶かした物質が、冷やすと溶けきれずに出てくる場合があります。水100gに50g溶かし、冷却後は30gまでしか溶けない設定なら、20gが出てきます。ただし、途中で水が蒸発していないなどの条件が必要で、水の量が変われば計算も変わります。
濃度との違い
溶解度は溶ける限界、濃度は実際の水溶液に含まれる物質の割合です。限界まで溶かしていない水溶液もあります。水100gに30g溶けている場合、全体は130gなので濃度は30%ではありません。分母となる量を言葉で確認しましょう。
グラフ問題の復習
温度ごとの値を正しく読み、水の量に合わせて換算してから差を取ります。過去問記録には読み取り、換算、冷却前後の差を分けて残します。冷やせばどの物質でも同じ量の結晶が出るわけではないため、記憶した一般論より、示されたグラフを根拠に説明する練習が大切です。